【LoL】サモナースペルの種類と使い方について解説！各レーンのおすすめも紹介

サモナースペルとはチャンピオンのスキルとは別に、プレイヤーが2つ選んで使えるスキルです。

どれも強力な効果を持っていますが、クールダウンが長いため使うタイミングを見極める必要があります。

この記事ではサモナースペルの種類と使い方、各レーンのおすすめのサモナースペルを解説していきます。

サモナースペルの種類と使い方

全部で11種類あるサモナースペルをそれぞれ解説していきます。

クラリティとマークはランダムミッド専用のスペルなので、解説は後に回しています。

ゴースト

アイコン	スペル名	習得レベル	CD	効果
	ゴースト	最初から所持	210秒	10秒間ユニットをすり抜けられるようになり、レベルに応じてMS（移動速度）が増加する。

ゴーストは10秒間ミニオンなどのユニットをすり抜けながらMSを増加させるため、攻めにも逃げにも使えるサモナースペルです。

ブリンクがないADCやTOPチャンピオンを使うときに選ぶことが多いです。

また、TOPやJGではフラッシュの代わりにゴーストを持つこともあります。

相手に近づいて攻撃するウディアやオラフ、トランドルなどに相性がいいです。

ADCではジンクスやトゥイッチ、ヴァルスなどはゴーストがおすすめです。

ヒール

アイコン	スペル名	習得レベル	CD	効果
	ヒール	最初から所持	240秒	自身と近くにいる味方チャンピオン1体のHPを回復し、1秒間MSを30％増加させる。直前にヒールの効果を受けている場合は、回復量が半減する。

ヒールは自分と味方のHPを回復できるため、レーナーが二人いるBOTレーンでよく使われるサモナースペルです。

MSも少しだけ増加するため、逃げていく相手を追いかける際にも使うことがあります。

二重で使うと回復量が半減してしまうため、BOTレーンでは片方だけが持つようにしましょう。

ADCが持ってもSUPが持っても良いため、相手に合わせてサモナースペルを調整すると良いです。

ヒールを使った際に、周りに複数の味方チャンピオンがいた場合、以下の優先順位で対象が選ばれます。

スマイト

アイコン	スペル名	習得レベル	CD	効果
	スマイト	LV3	再使用15秒 チャージ90秒	対象のモンスターに600～1200の確定DMを与える。

スマイトはジャングルの中立モンスターや敵ミニオン、敵チャンピオンが召喚したペットに確定ダメージを与えるサモナースペルです。

ジャングルをやるときには必ず持つスペルでもあります。

90秒で使えるようになり、2スタックまで貯めることができます。

2スタックある場合、連続では使えず15秒のCDがあります。

基本はジャングルの中立モンスターに使いますが、ハイマーのタレットやアイバーンのデイジーのHPを削るために使うこともあります。

3つあるジャングルアイテムを進化させると、敵チャンピオンにもスマイトを使うことができるようになります。

ダメージはわずかですが、スロウを2秒間与えられるため、逃げる敵を追う際に役立ちます。

イグゾースト

アイコン	スペル名	習得レベル	CD	効果
	イグゾースト	LV4	210秒	指定した敵チャンピオンの移動速度30％と与ダメージ35％を2秒間低下させる。

イグゾーストは敵のアサシンやADCに対して効果的なサモナースペルです。

敵のダメージを35％もカットできるため、飛び込んでくるアサシンやファイターに対するカウンターになります。

また、移動速度低下によって逃げる相手を追いやすくなるため、攻防共に優秀なスペルと言えます。

SUPが持つことが多いですが、ADCやMIDが持つこともあります。

バリア

アイコン	スペル名	習得レベル	CD	効果
	バリア	LV4	180秒	自身のチャンピオンのレベルに応じて2秒間105～411のダメージを防ぐシールドを張る。

バリアはダメージを防ぐシールドを張ることで、ヒールよりも多くのダメージに耐えられるサモナースペルです。

ヒールはレベルに応じて80～318回復するため、バリアの方が最小で25、最大で93多くダメージを防ぐことができます。

ただし、ヒールは自分だけでなく、味方をもう一人回復できるため、合計で言えばヒールの方が優秀です。

バフやナーフの影響によってバリアとヒールの優先度が変わってくるのですが、現パッチではヒールの方が強いです。

そのため、今の環境だとあまり見ないサモナースペルとなっています。

テレポート

アイコン	スペル名	習得レベル	CD	効果
	テレポート	レベル7	360秒	4秒間の詠唱後、自身を味方の建造物の位置にテレポートさせる。試合開始10分後、「真テレポート」にアップグレードされ、味方ミニオンやワードなどにもテレポートできるようになる。

テレポートはレーンへの復帰や、集団戦への合流、敵への奇襲に使えるサモナースペルです。

レーン戦ではリコール後や倒された後にタワーにテレポートを使うことで、すぐにレーンに復帰できます。

また、10分経過後は味方のミニオンやワードにもテレポートできるため、集団戦や少数戦が起こった場所へテレポートし、戦闘に参加することができます。

特にBOTレーンやドラゴンなどのオブジェクト周りで戦闘が起きやすいため、TOPレーナーにとってはテレポートが非常に重要なサモナースペルとなっています。

レーン戦終了後のサイドプッシュにも役立つため、かなり有用なサモナースペルだと思っています。

フラッシュ

アイコン	スペル名	習得レベル	CD	効果
	フラッシュ	レベル7	300秒	自身のチャンピオンを指定した方向に短い距離を瞬間移動させる。

フラッシュは一定距離を瞬間移動できる、一番有用なサモナースペルです。

壁抜けやスキルを避ける、敵から逃げたり追うなど、使い方は無数にあり、持っているだけで戦略の幅が広がります。

そのため、一部のチャンピオンを除いて必ず持つようしましょう。

強力なスペルであるため、相手のフラッシュが使えるのか、CD中なのかを把握することも重要です。

イグナイト

アイコン	スペル名	習得レベル	CD	効果
	イグナイト	レベル9	180秒	指定した敵チャンピオンに火をつけ、5秒かけて70～410の確定DMと体力回復効果の減少を与える。火がついている間は、対象の位置を確認できるようになる。

イグナイトは敵を倒す際に役立つサモナースペルです。

他と比べると攻撃的なスペルとなっています。

回復阻害があるため、相手のヒールや回復スキルの効果を下げながらダメージを与えていくことができます。

そのため、戦闘の最後に使うよりはスキルを1～2個当てるタイミングで使うよう意識しましょう。

クレンズ

アイコン	スペル名	習得レベル	CD	効果
	クレンズ	レベル9	210秒	自身が受けているCC（打ち上げとサプレッションを除く）とイグゾースト、イグナイトを解除する。 使用後3秒間自身が受けるCCの効果を65％軽減する。

クレンズはCC（行動妨害）の解除と軽減ができるサモナースペルです。

イグゾーストや、イグナイトのダメージも解除することができます。

サプレッションや打ち上げは解除できないため注意しましょう。

CCを解除できるアイテムとしてサッシュがありますが、クレンズと効果が少し異なります。

二つの違いについては以下の記事にまとめていますので、ご参考にしてください。

クラリティ（ランダムミッド専用）

アイコン	スペル名	習得レベル	CD	効果
	クラリティ	レベル6	240秒	自身のマナを最大マナの50％回復する。さらに味方のを最大マナの25％回復する。

クラリティは自身と周囲の味方のマナを回復するランダムミッド専用のサモナースペルです。

固まって使うことで全員のマナを回復することができます。

ランダムミッドでは序盤のマナが苦しいチャンピオンがいる場合に持つことがあります。

マーク（ランダムミッド専用）

アイコン	スペル名	習得レベル	CD	効果
	マーク （ダッシュ）	レベル6	80秒	指定方向に雪玉を投げる。敵に当たるとマークを付け、サモナースペルの「ダッシュ」を使えるようになる。「ダッシュ」を使うとマークを付けた敵ユニットへ素早く飛ぶ。

マークはリーシンのQのように、敵に当てることで飛び込むことができるランダムミッド専用のサモナースペルです。

エンゲージチャンピオンや敵に近づいて火力を出すアサシン、ファイターなどが持つと効果をより発揮できます。

ランダムミッドはレーンが一つしかないため、常に正面から見合う形になります。

戦いを起こすにはマークをうまく使う必要があるため、ランダムミッドでの勝敗に深くかかわるスペルだと私は考えています。

おすすめのサモナースペル【レーン別】

おすすめのサモナースペルを各レーンに分けて紹介していきます。

迷った際には参考にしてください。

トップレーン

フラッシュかゴーストのどちらかは必ず持ちましょう。

スキルが主体のチャンピオンはフラッシュ、AAが主体で敵に近づく必要のあるチャンピオンはゴーストがおすすめです。

もう一つのスペルはテレポートがおすすめです。

レーン戦に自身があって、対面を倒して自分でキャリーをしたい方はイグナイトを持ちましょう。

基本はかの組み合わせが安定です。

ミッドレーン

ミッドレーンはガンク経路が多いのでフラッシュは必須です。

もう一つはテレポートかイグナイトを持つことが多いです。

基本はを持てば間違いないです。

アサシンやADファイターなどの対面を倒せるチャンピオンを使う場合や、対面を倒してキャリーしたい場合はを持つと良いです。

ジャングル

スマイトは必ず持ちましょう。

もう一つはフラッシュを持つことが多いです。

９割以上がフラッシュを持ちますが、例外としてゴーストやイグナイトを持つ場合もあります。

グウェンやへカリムなどは、シャコは、カーサスはを持った方が強いです。

迷ったらフラッシュを持つことをおすすめします。

ボットレーン（ADC）

フラッシュは必ず持ちましょう。

もう一つはどのADCを選ぶかによって変わってきます。

ブリンクがないジンクスやトゥイッチ、アッシュやヴァルスなどはゴーストがおすすめです。

ブリンクがあるADCはヒールを持つことが多いです。

また、敵全体に強力なCCが多い場合は、クレンズも選択肢に入ってきます。

ジグスのようなAPチャンプやスモルダーをやる場合はテレポートを持ちましょう。

ボットレーン（SUP）

ユーミ以外ではフラッシュは必ず持ちましょう。

もう一つはイグゾーストかイグナイトを持ちましょう。

味方ADCがヒールを持っていない場合はヒールを選んでもよいです。

例外的にユーミはフラッシュが必要ないため、の中から二つ選んでください。

サモナースペルを活用しよう！

サモナースペルをうまく使うことで、試合を有利に運ぶことができます。

チャンピオンやレーンに合ったスペルを選択することで、より効果的に扱えます。

この記事を参考にサモナースペルを上手に活用してみてください！