LoLにおいてスタンやスネアなどのCC(行動妨害)は試合の勝敗を左右する重要な要素です。
クレンズやサッシュはCCを解除できるため、上手く使うことができれば戦いを有利に運べます。
この記事では、クレンズとサッシュの効果の違いとどのような場合に持つと良いかについて解説していきます!
クレンズとサッシュの効果と違い
クレンズとサッシュの主な違いは2つあります。
効果について説明した後それぞれの違いを解説していきます。
クレンズとサッシュの効果
アイコン | 名称 | CD | 効果 |
---|---|---|---|
クレンズ | 240秒 | 自身が受けているCC(打ち上げとサプレッションを除く)とイグゾースト、イグナイトを解除する。 使用後3秒間自身が受けるCCの効果を75%軽減する。 | |
クイックシルバー サッシュ | 90秒 | 打ち上げ(ノックアップ、ノックバックなど)以外のCCをすべて解除する。 |
クレンズはCCの他にイグゾーストやイグナイトのDotダメージなどのサモナースペルを解除することができます。
使用後3秒間のCC軽減も中々に強力です。
また、クレンズとサッシュともにマルファイトのRのような、打ち上げは解除できません。
パッチ14.8からモルデカイザーのRもクレンズとサッシュで解除不可となりました(これまではサッシュで解除できていた)。
サモナースペルかアイテムなのか
クレンズとサッシュの大きな違いはサモナースペルかアイテムなのかです。
クレンズはサモナースペルのため、クールダウンが240秒に対し、サッシュはアイテムのため、クールダウンは90秒となっています。
サッシュの方がクールダウンが短いため使いやすいですが、アイテムの枠を1つ使わなくてはいけないことと、1300Gで買わなくてはいけないデメリットがあります。
クレンズはクールダウンが長いですが、CCの他にイグゾーストやイグナイトも解除できるため、汎用性が高いです。
ADCにとっては相性のいいサモナースペルですが、ヒールやゴーストが持てなくなるため、攻めよりも守りの選択と言えるでしょう。
解除できるCCの種類が違う
イグゾーストやイグナイトをクレンズは解除できますが、サッシュは解除できません。
また、マルザハールやワーウィックなどのRのサプレッションをクレンズは解除できませんが、サッシュは解除できます。
他にも、トリンダメアのW(スロウとAD減少)をクレンズはスロウとAD減少の両方を解除できますが、サッシュはスロウのみ解除でき、AD減少は解除できず残ったままになります。
クレンズやサッシュを持った方がいい場合
ADCや防具を積まないファイターチャンピオンを使うときは、状況に応じてクレンズやサッシュを持つことを考えましょう。
ブリンクがなく相手に強力なCC持ちが多い
BOTでジンクスやアッシュのような、ブリンクを持たないADCをやる時は、相手の構成を見て、クレンズを持つか決めましょう。
敵のSUPに、レオナのような複数のCCを持っているチャンピオンが来たときや、ヴァルスとアッシュのコンビが来たときはクレンズを持った方が安全です。
他にも、敵のJGにセジュアニのような強力なCCを持つチャンピオンが来たときにもクレンズを持つか考えましょう。
また、敵全体に強力なCCがそろっている場合には、ブリンクを持っているADCでもクレンズを持った方が良いです。
相手の構成を見て判断に迷う場合は、クレンズを持たずに途中でCC解除が欲しくなったときにサッシュを買えば大丈夫です。
ADC以外のロールに関しては、クレンズは基本持ちません。
TOPやMIDでジェイスのようなチャンピオンをやるときには、敵全体のCCの量をみて、きつそうなら2~3つ装備が完成したあたりでサッシュを買うことをおすすめします。
APチャンピオンを使う場合はサッシュは買わずにゾーニャの砂時計を買いましょう。
サプレッション持ちがいる
マルザハールやワーウィック、スカーナーなどの強力なサプレッションを持ったチャンピオンが相手にいる場合にはサッシュを買うか考えましょう。
自分が育っていて狙われる可能性が高い場合は、早めにサッシュを買うと良いです。
逆に、自分以外が育っていて狙われる可能性が低い場合は、サッシュを買わなくても大丈夫です。
なお、サプレッションはクレンズでは解除不可のため気を付けてください。
クレンズとサッシュを活用しよう!
クレンズとサッシュはうまく扱うことで、試合の流れを変えることができる重要なアイテムです。
ランクがあがるにつれて、フラッシュを用いた上手いイニシエートが増え、意識しててもCCをくらうことが多くなります。
高ランクになるほどクレンズやサッシュの扱いは重要になってくるため、使い方をマスターすることがおすすめですよ!
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